いや原付って本当に便利ですよね。自転車のように小回りが効くし、あんまり疲れないし。
原付で日本縦断!ってのは、なかなかきついかもしれませんが、ちょっとした遠出に原付を使用するかたは僕だけではないはず。
そんな時に活躍するのがナビ(ツーリングナビ)です。
今回はグーグルマップを簡単に原付対応にする方法をご紹介します。
ほとんどの原付ナビは有料
原付のナビを検討するにあたって、おそらく一番最初に目に入るのがこちら。
ナビタイム社が出している原付用のツーリングナビです。
実は僕も使っていましたが、かなり優秀。到着予定時刻もほぼ正確に叩き出してくれます。

ただし、有料です。月額400円。
定期的に長旅をする方なら胸を張ってオススメしますが、たまの長旅として使用する人にとってはちょっぴり割高に感じるのではないでしょうか。
Google Mapを原付対応にしよう
そこで、役に立つのがGoogle Mapです。

ご存知の通り無料ですが、交通状況を加味したルート案内をしてくれるなど、超優秀なカーナビにもなります。
Google Mapの道案内には車と徒歩(公共交通は割愛します)がありますが、原付用のナビとして使うにかそれぞれこんなデメリットがあります。
- 車:高速道路などに案内されることがある
- 徒歩:一方通行路・歩道橋などに案内されることがある
うーむ。これでは原付のナビとしては使い物になりません。
経路オプションを設定する
では、原付用にカスタムするにはどうするか。
Google Mapアプリ内の「経路オプション」を使用するのです。

GoogleMapで道順を表示した時の右上の[…]をタップします。

『経路オプション』をタップ。

以下にチェックを入れましょう。
- 高速道路を使わない
- 有料道路を使わない
そしたら設定完了!原付でも通行できるルートにカスタマイズすることができました。
変更前

変更後

設定が完了したら、あとは出発するのみ。スマホを片手に運転すると厳罰を食らいますので、スマホケースを装着することをオススメします。
【注意点】ルートは完璧ではない
この方法で長い間移動をしていますが、ルートに問題があったことほとんどありません。ほとんど。
過去1度だけ、こんな標識のある山道に案内されました。

そうです。二輪車通行規制区間です。
東京では、アンダーパス内原付禁止といった制限があったりしますが、側道を通る、また迂回路を検討するといった方法で回避できました。
そういったことには2000km走っても数回程度でしたが。
しかし、山奥となると話が変わってきます。長距離、特に迂回路がなさそうな場合は事前にルートを確認した方が良いかと。
二輪車通行規制区間についてはこちらから参照できます。
二輪車通行規制区間情報 – 日本二輪車普及安全協会
安全運転で、良い原付旅をお楽しみください。それではまた。