ガジェット

Apple Payだけで3ヶ月生活してみた | 良かったこと困ったこと

iwa-niwa

「ピッ」て支払いをするあれ、いわゆる非接触決済ですが、最近はすっかり対応店舗もすっかり増えてきました。その代表の1つがApple Payです。iPhone 7以降なら誰でも使えます。「キャッシュレスをここまで簡単に」が歌い文句ですが、使ってみると本当に便利、簡単です。

 普段の生活ならiPhoneだけで生活できるんじゃないかと思ってしまうほど。思ってしまった以上は実行しないと気が済みません。そんなわけで突然にお財布を持ち歩かない、3ヶ月に渡るをApple Pay生活がスタートしました。

 実際に財布抜きiPhone生活を過ごしたわけですが、結論から申し上げますと、十分生活できちゃいました!ただ、3ヶ月これだけで生活すると便利なことだけでなく、イマイチなことも分かってくるものです。

Apple Pay 生活

Apple Pay縛り生活の装備はこんな感じ。

・iPhone8 Plus
・手帳型ケース
・デビットカード1枚

基本的に現金は持ち歩きません。ただ、外出先でどうしても現金が必要なときもあるので、デビットカードを入れておけばコンビニATMで引き出せます

良かったこと

1. 会計がものすごくラクになった

一番感じたのが会計がものすごくラクになったこと。財布化からお金を出さなくていいんです。「ピッ」の1秒。普段の生活で買い物する店はだいたい同じですので、そのお店がApple payで支払えれば、それだけで十分です。僕の場合だと、大学近くのコンビニか最寄り駅のスーパー。全てApple payに対応しています。

今まで現金を使ってた時の手順はこんな感じでしたが、

[box02 title=”現金で支払う手順”]

  • バックから財布を出す
  • 財布からお金を出す
  • お金を払う
  • お釣りをもらう
  • 財布にお金を戻す
  • バックに財布を戻す[/box02]

 

携帯にすると会計の手間がこんなに省けます。Quick payやiDの使えないお店でも、クレジットカードが使えたりするので会計はポケットから携帯を出すだけです。

[box02 title=”携帯で支払う手順”]

  • ポケットからiPhoneを出す
  • iPhoneをかざす[/box02]

 

現金を支払わなくなるだけで、ここまでラクになるのかと痛感しました。お釣りを受け取らないのってここまで快適なんですね。

2. 手荷物が減った

今のご時世、だいたいはクレジットが使えます。最悪スマホATMがありますから現金がなくても大丈夫。こんなこともあって買い物に行くとき、手ぶらで出かけられるようになりました。もちろんポケットにはiPhoneをいれて。

3. 家計簿を勝手につけてくれる

3日坊主体質の僕にとって家計簿をつけることなんて夢のまた夢で、何度も挫折した経験があります。

でもこの生活にしてからは、なんと「いつ・いくら・どこで・何に」お金を使ったかを、勝手にアプリが記録してくれます!というのも、今日の多くの家計簿アプリが金融機関との連携が可能です。例えば、Moneytreeではこんな感じ

 

ZaimやMoneyforwardでも同様の機能が存在します。「今月いくら使ったのかな」って確認も一瞬でできちゃいます。

4. 不必要な大金を持ち歩かなくなった

だいたいのことが携帯で済んでしまうようになったので、もはや多額の現金を持ち歩く必要はなくなりました。念のための必要最低限だけ持ち歩けば、万が一があっても焦ることはなくなります。

困ったこと

1. 携帯の電源がなくなると詰む(特に電車)

これはApple Pay の最大のデメリットでしょう。充電がなくなると一切の決済はできません。(iPhoneXS以降はSuicaだけ使える)僕の携帯はiPhone8 Plus なので、外出先で充電が切れるということは滅多にありません

最近バッテリーが弱ってきて1日持たないことが出てきました。1日中外出するときはこんな感じのモバイルバッテリーを持ち歩いています。(2019年5月5日追記)

2回フル充電ができて、ポケットにすっぽり入る個人的に大好きなモバイルバッテリー。かなりお安くておすすめ。

 

ただ、3ヶ月生活した中で1度だけ、充電切れ+モバイルバッテリーを忘れることがありました。かなりヒヤヒヤします。

やはり携帯ケースに物理カードを入れておくだけで安心感は格段に上がります。

2. カード決済に対応してない店では不便

安めのお店や、個人商店に多いですが、カード決済に対応していないお店があります。今まで通り現金で払えばいいのですが、Apple Pauに慣れてしまうとどうしても不便に感じちゃうところ。

変な話ですが、現金決済だけのお店にはあまり行かないようになりました。キャッシュレスがお店選びの1つの基準になります。

3. 使い過ぎてしまう

一瞬で決済が完了するので、現金を「使っている感覚」がありません。ネットショッピングの「決済する」ボタンよりも簡単なのでついつい使い過ぎてしまいます。

バイトもしていない貧乏学生な僕は、爪に火をともすような生活していますが、開始2ヶ月後に大幅に予算オーバーしてしまいました。

こればっかりは慣れと意志力。何事にも自制心は大切ですね。

まとめ

書いた通り、このご時世Apple payだけでも十分生活できてしまいます。

でもやっぱり現金が必要になることもあります。当たり前ですが、ある程度Apple payでカバーして、財布には必要最低限の現金を入れておくのがやっぱり現時点では一番スマートです。中国みたいに電子決済が普及し切っちゃえばいいんですけど、糸筋縄ではいきませんね。

僕に孫ができたら「おじいちゃんが若い頃には、みんな紙のお金を使ってたんだよ。」なんて言ってみたいもんです。

番外編:カードの磁気が飛んだ

やっすい手帳型ケースを使ったからでしょうか、Qiのコイルのせいでしょうか。デビットカードの磁気が飛びました。再発行手数料1080円…トホホ。みなさん、携帯ケースにカードを入れるときはくれぐれも気をつけてください。

記事URLをコピーしました