YouTubeプレミアムってどう? 1ヶ月使い込んでわかったこと
最近はすっかり普及したYouTube。1日の生活の中に溶け込んで、なくてはならないサービスになりつつあります。そんなYouTube廃人とも言える私ですので、YouTubeプレミアムの日本対応が発表された翌日に契約しました。
このサービスが始まってもう1か月。発表の熱も冷めてきた頃で、契約するのを渋っている方もいるのではないでしょうか。そんな方の為に、1か月間みっちりと使用したからこその感想をお届けします。
YouTubeプレミアムとは?
YouTubeプレミアムとは、2015年にアメリカで始まったYouTubeの有料サービスです。もともとの名前はYouTube Redなんて言っていました。今の名前に変更されたのは2018年5月からの事。
国によってサービスや価格が異なりますが、日本では1280円/月です。サービスは以下の通り。(2018年12月時点)
・オリジナルコンテンツ(Youtube Originals)
・広告非表示
・動画ダウンロード
・バックグラウンド再生
・YouTube Music
・GooglePlay Music
よかったこと
バックグラウンド再生が超便利
YouTubeプレミアムにしてから一番役に立っているのはバックグラウンド再生です。携帯での利用がメインのユーザーにとっては、何気にめちゃくちゃ便利。
音楽を流しながら他のアプリを開けるのです。MV見てる途中にLINEの通知が来て、LINEを返す時にも音楽が止まることがありません。
GooglePlay Musicが使える
実は僕、Youtube Premiumを契約する以前からこのサービスを使っていました。2年ほど契約していますが、携帯やパソコンで音楽を聴くときは全てこれです。
新曲も発売日に配信されますし、CMで気になった曲を調べて聴くことだってできます。GooglePlay Musicについては他の記事でアツく語る予定ですので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
広告非表示は影武者
このサービスの目玉機能である広告非表示機能、本当に便利なんですよ。本当に便利なのですが、驚きが全くなかったのです。無くなったものって気がつきにくい。普段のYouTubeだって全部広告が出るわけではありません。印象としては「そういえば広告出ないな」くらいのもの。
イマイチなこと
オリジナルコンテンツは「おまけ」
こればっかりは個人の嗜好によりますが、僕にとってオリジナルコンテンツは魅力的には思えませんでした。本当におまけ程度。
洋画チックなものや、最近では「はじめしゃちょー」のドラマがでてきたりと徐々に勢いがついてきています。ただ、やっぱりNetfrixやHuluには敵いません。
個人的には、YouTubeに映画やドキュメントを求めていないのも理由の一つ。いくら選択肢が増えたところでYouTubeで見るコンテンツに変化は無いんですよね。ただ、嬉しいのは全ての映像に字幕が付いていること。見たいのに字幕が無いなんてことはありません。
YouTube Musicは発展途上
YouTube上の音楽に特化させたアプリが、YouTube Musicです。ただ、未だに立ち位置がよくわかりません。YouTube未満、GooglePlay Music未満という感じ。
音楽の数が多い!って言う意見もありますが、それは単にYouTube上の動画を音声データにしているだけ。星野源の曲を聞いていても、MVと同じく曲の中盤のトークがしっかり入っています。
Youtubeでプレイリストを作っている方には便利かも。音声のみのダウンロードが可能なので、ストレージの節約になります。ただ、1曲リピートやシャッフルといった音楽プレイヤーとして「当たり前の機能」を備えていないので、やっぱりイマイチかな…。
まとめ
1280円ってどうなのよ?
良いことも悪いことも本音で書いてきましたが、個人的にこのサービスは「買い」だと思っています。
というのも、GooglePlay Music自体がもともと980円です。これに加えて、広告非表示やバックグラウンドなどの機能で300円。快適な時間を月にコーヒーを2本我慢するだけで実現できるのですから。
Youtubeがより快適に
最近は違法アプリを使って音楽を聴く方が増えてきているようですが、いかがなものでしょうか。いい曲を作ってくれたアーティストに対して、お金を払うのものでしょう?
友達が劇場で盗撮した映画を見せてもらっているようなもの。アップロードする方もアレですが、使う方も使う方です。
毎回CDを買えないのなら、定額ストリーミングを使う。毎月ちょっとした金額で、後ろめたさを感じることも無くなりますし、何より未来の音楽への投資になる、かもしれないって思えるのですから。